「自己肯定感」のまえに「自己受容」

こんにちは
sora no niwa です



「自己肯定感を育てよう」これは、本当によく聞く言葉だと思います。


自己肯定感があると、やる気に満ちあふれたり、「自分ならできる」って、挑戦できるイメージがありますよね。

子どもたちに、自己肯定感を育てたい。なんなら、自分もそうありたい。と思うことがあるかもしれません。


ちょっと言葉があやふやだったので、まとめてみたいと思うのですが

自己肯定感の前に… 自己肯定と、自己否定と、自己受容の確認から。


自己肯定は、自分のポジティブなところに注目すること。

「自分はこんなことができる」「これがスキ」「楽しいな」

ネガティブな面は見ない。イヤなことがあってもそこに目を向けずに、切り替えるようなイメージがあるかもしれません。


自己否定は、自分のネガティブなところに注目すること。

「自分はなんてダメなんだろう」「これができなくて、いけない」みたいな。

自己受容は、自分のポジティブなところも、ネガティブなところも、そのまま受けとめること

ジャッジしないとか、中庸でいる(偏りがなく、調和がとれていること)とも、似ているのかなと。


そして〝自己肯定感〟というのが

そんなありのままの姿を認めて、「自分は価値がある存在」と、感じることができること

になります。


なので、自己肯定感は育てようとしなくても、自己受容をしていけば、そう感じるようになってくるんですよね。


ネガティブでも、ポジティブでも、できても、できなくてもいい。

そのまま受けとめればいいので、とてもシンプルなのですが「受容」というのは、簡単にできないこともあるのだろうと思います。


先日「受容」についてのおしゃべり会があったのですが、非受容の例を見て

「これ、普通に使ってる」
「こう言われて育ってきたよね」

そんなお話になりました。

実は、ちょっと意外なところでいうと
ほめる、励ます、同意する、切り替える、質問する

このあたりは、みんな「非受容の言葉」になります。

ほかにも、まだまだあって。


「受容を目的」とした場合なので、使ってはいけないとかではないのですが

子どもたちには、この関わり方を求められているのだなとよく思います。笑


肯定も否定もしない関わり方(受容)は、自分で解決できるんだ。自然と切り替わっていくんだ。というのが、とても実感できますが

きっと、家族だったり、枠外のことがあったりすると、抵抗がでるものなのかもしれません。



それでも、自分を受容した分、まわりの人や、いろんなことを受けとめられる

やった分だけ、必ず土台となってくる


1つずつ感情だったり、思っていることをコツコツ確かめていくので、今日明日にできるものではないけれど

「受容」は自分にとっても、強みになるのだろうと思います。

私も、繰り返し、繰り返しです。


この「受容」は1人でもできますが、ほかの人と一緒にすると進みやすく。

おしゃべり会では「受容」の内容や方法などを(22日に開く予定です♬)

託児や、個別の相談のときは、お話をお聞きしています。

要望があれば、LINE電話でのおしゃべり会や相談もしたいなと思っています。

興味があるときは、お気軽にお問合せくださいね。